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2008-02-12

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http://d.hatena.ne.jp/./ohnosakiko/20060106/1195815132

ある村に、地所もちの金持ちの百姓がいた。チャードンだかキャーノンだかいうその男は、広い農地や多くの家畜を所有し、店や宿屋や製粉所を経営し、酷くケチで無情な者として知られていた。


その村でキャーノンに搾取されていない者はおらず、彼だけが大金持ちで村の人々は貧困に喘いでいた。


さて、いろいろあって、キャーノンは、すべてを貧しい人に施すことになる。村人は、そのお金で土地を持ち、家畜を持ち、薄型テレビを買い、スイーツを味わうことができた。キャーノンは、貧困の中で死んだ。



キャーノンは死んだ。だんだん、製粉所の設備は古くなっていったが、地主はもういない。製粉所を立て替えるお金は無い。お店も老朽化し、宿屋も流行おくれになってきたが、改装費はない。みんなでお金を集めたら、という声もあったが、その声はだんだん小さくなっていった。だって、お金を集めたら、みんなに「しんせつに」配って歩かないといけない。そうやって、彼らは生きてきたのだから。


 製粉所が閉鎖され、店や宿屋は営業を中止していった。ある夏、手入れを止めた堤防が崩れ、農地や家畜を押し流していった。




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